アバンセライフサポート社長のつぶやき

幸せとは何か。生きるとは何か。死とは何か。

    今回の衆議院選挙は、まさに青天の霹靂とも言える結果となりました。定数465名のうち与党系が354名(自民単独316名)、野党系全体で111名という構成です。浮動票が多くを占める現代社会では、こうした大きな振れ幅が生じることもあるのでしょう。事実上、自民党の判断が国会運営の大勢を左右する状況となりました。

    私はもともと工場労働者の派遣請負を生業としてきましたが、社長や工場長が交代すると、新しいトップは前任者と異なる方針を打ち出したがるものです。高市総理も「最もやりたい政策は責任ある積極財政、国論を二分するような大胆な政策」と述べています。権力者が自らの色を示したいと考えるのは、ある意味で本能なのかもしれませんが、国民には大変ですね。

    私達の仕事、福祉はどうなるのでしょうか。福祉分野は成長投資の枠ではないため、介護保険そのものが大きく引き上げられる可能性は高くないと見られます。一方で、成長改革投資には潤沢な予算がつき、DX投資・AI投資には200億〜400億円規模の予算が現在も計上されています。
また、旧来型の多床室をユニット化する事業や安全管理の強化にも多額の補助がついています。私が理事長を務める社会福祉法人でも、5,600万円の補助をいただきました。さらに、ある企業からは、CSR白書の社会貢献部門として介護車両を2台ご寄贈いただいております。企業の社会貢献は納税義務と同じくらい企業の課題なのでしょうね。企業・社会・福祉がつながり合うことで、新たな公共の姿が芽生え、より幸せな社会が実現していくのだと思います。皆さんにも、ぜひ積極的に社会との関わりについて一緒に考えていただければ幸いです。

施設が閉じこもりの状態からは、何も良いことは生まれません。先ほど触れたAIについて、リコー社長の大山晃氏は次のように述べています。

「AIはインターネットの登場を超える、革命的なインパクトがある。既に存在する『形式知』をすべて集めて最高のものを探し出せる。今まで価値を生み出すには下調べが必要だった。しかし、AIが担うことで人はより創造的な仕事にあたれる」「匠(たくみ)の技のような『暗黙知』も動作の解析などで徐々に形式知に変わっていく。ブルーカラーの仕事も一部は(自律的に機械を動かす)『フィジカルAI』に代替されるだろう。私自身も自分の考えに対する批評をAIに挙げてもらう『壁打ち』に利用している。AIと働くうえではリスクがあり、AIが判断したものを倫理的に評価することが必要だ」―AIが仕事を代替すれば、雇用は失われませんか。「AIで仕事の数が減るわけではなく、プラスアルファの仕事も生まれる。AIが代替するのは特定の仕事だ。例えばプログラミングはかなりの部分を代替できる。リサーチ作業やマニュアルどおりの問い合わせ対応もだ。
ジョブ型が徹底される米国では単純なジョブそのものがなくなり、新しいジョブができることで新規採用が生まれている」

    下図をご覧ください。SWOT分析を用いて性格診断を行い、自らの適性を理解し、組織の中での最適な配置を考えてみませんか。得意な分野や好きな仕事というものは、そう簡単に飽きるものではありません。まずは自分の適性を知り、個性を伸ばすことが大切です。家庭も大切、自分の人生も大切、そして会社の未来への貢献感も大切にしながら、自らの人生を描いていきたいものです。

    「幸せとは何か。生きるとは何か。死とは何か。」この難題は、古代から現代に至るまで哲学者や宗教家が悩み続けてきたテーマです。答えのない問いかもしれませんが、自分探しの一環として、このマトリックスで少し遊んでみるのも良いのではないでしょうか。来月は、このテーマをもう少し深く掘り下げてみるつもりです。

マトリクスのプロトイメージ表

2026年2月27日(金)

▲ページトップへ